ひさびさハーフ

2010年03月21日

松尾、嵐山でハーフでした。自転車で行ったせいか腰に違和感。「ぎっくり」の前兆のような嫌な感じ。走るか否か正直迷いましたが
「ままよ」とスタート。これがいけないんです。つい無理をしてしまいます。強風の悪状況の中なんとか走り切りました。時計的には1時間43分18秒と平凡でした。まあ年を重ねていくのですから自己ベストの更新は今後は難しいでしょう。

いつもいっしょに走る学生時代の先輩Nさんを途中追い抜きます。
「また結局抜き返されるやろな」と思いつつでしたが、思った通り10㌔近辺で抜かれました。いつもならそこでどんどん離され最後は数分差なんですが、今日は粘って最後までついていけたのが収穫です。
彼も還暦間近ですが(たぶん)すばらしい走力です。後ろから見ていて力強さを感じる走りなんです。

今一人の同好の士は以前お世話になっていた会社の社長さん。この1月から走り始め、ハーフのデビューです。彼はすでに還暦をいくつか超えられています。それで新たに走り始め、今回のレースですから敬服です。
理系で理論派なんで、マラソンの本を読まれ栄養補給の準備も万端。きちんとコースや距離数を計算して目標タイムを持って出発。で、その目標時間より2分早くゴールされました。すばらしい。頭が下がります。
しかもゴール後こっちはへろへろなのに彼は元気いっぱいです。テニスやスキーをずっと続けていらっしゃるからでしょう。私と違い普段の生活も節制を心がけています。少しは見習いましょう(君は無理やな「だね」)。

帰路のチャリンコがむっちゃしんどかったです。西大路の北上がなんぼこいでも前に進まへん。どえりゃあきつかった(なんで名古屋弁やねん)。ぼっけええらかった(広島か)。なまらこわかったさ(北海道か「みんな似非ですわ」)。

途中「葬儀場建設絶対反対」の垂れ幕やそれに賛同する家々に黄色い布切れが翻る光景を目撃しました。下鴨の辺でも見たことあんな。
あれはなぜなんでしょうかね。前から不思議に思っていたんです。近くにあると、かなんのかなあ。「人の死」という忌事だから験が悪いからですか? 近くにあると地価の評価額とかが下がって現実的な損失が出るとかからですかね? 
よ~わからんのですが、どなたか私にお教えください。人は一度は死にますよね。そういう葬儀場にお世話になるかならへんかは別として、そんなに忌み嫌うことなんかなあと思います。

自分は死んだとき斎場の世話になるけど、その斎場は自分ちの近くにはいらんのやね。やったら自分ちだけで死んだときはやったらええねんやね。
まあ人間は手前勝手やね。俺もそうかもしれんけど、北区のクリーンセンターができるときもなんかごちゃごちゃあった記憶がありますけど、どっかには清掃センターはいるんでしょ。ゴミを一切ださへんのやったらええけど、言うてはる人もたぶんゴミは出さはりますよねえ。

けっきょく自分よければすべてよしなんかなあ。まあ俺かてそれを否定はしませんけれど、少しは公共のことを思っているかもね。

いやあさすがにハーフはけっこうこたえます。脚がかちかち、下半身がずどんと重いです。
やすませていただきましょう。