折り目正しく
2010年03月24日
今日も雨中のポスティング。雨が靴にしみこみ靴下が濡れてしまいました。
まあそれでもいろいろ楽しみつつやらせてもらいました。
いろんなポストの形状がありますね。市販の物が大半を占めます。門柱や塀に埋め込まれた物、地面からにょっきり立っている物、ドアに作りつけてある物、実に様々です。
「口」一つとっても入れやすい物もあればとっても入れにくい物もあります。冷たい上にふたが硬い物は手が痛くて辛いですね。ふたを引っ張って開けて、入れて、閉めるというのは動作が多くて面倒です。
まあしかし、ポスティングや郵便屋さんの入れやすさを考えてポストを選ぶ人はいないでしょう。ご自分がそれらをやった経験のある人なら選択の際にそれが頭をよぎることもあるやもしれませんが。
階段の上にあるのは上がるのが面倒ですね。中には階段の上にそれがあり、しかも門扉が閉まっているお家もあります。さすがにそうなっていると気の弱い私はあきらめますが、郵便屋さんは門扉を開けて入れに行くんでしょうかね。大変ですね。
途中あるお家のお庭に生えていた土筆です。手入れされたお庭でしたので意識して植えられたのでしょうか。
もう一枚は終わってから撮った柊野ダム横のサクラです。雨に打たれながら撮っていると、雨の中釣りをされていた方と目が合いお互い酔狂同士ということでにっこり笑って会釈を交わしました。ちょっと寒さが緩み心が温もりました。
ゼミに帰って靴がぬれていたので新聞紙を丸めて突っ込みました。昔釧路でスキー靴がぬれたときによくやりました。当時のスキー靴は革製で編み上げです。滑っている最中にも雪がしみてきます。冷たさを実感しつつのスキーでした。(いや楽しいから苦痛ではなかったかな)
一枚板のスキー(ヒッコリーと言ったかな)にバッケン(今でいうバインディングです)はカンダハ―。ストックは竹を張り合わせた六角形のものでした。こんなことを書いてもどなたも理解できないでしょうからやめます。昔話を語るおじさんほど周りから見たらおもろないもんはありませんからね。
杉みき子さんの作品で教科書にも載っている『わらぐつの中の神様』という作品があります。その中にやはり新聞紙を丸めて靴に詰める場面があります。それを授業でやるたびに北海道を思い起こします。ご存知の方も多いと思いますが、ほのぼのとさせてくれる名作ですよね。
ぬれて寒いのも辛いのは辛いのですが、ズボンがぬれてズンボラボッチャ(はっ、何? 意味がわかりません「ズンベラボンのことや」ますますわからんなあ「自分でもいつも使ってる言葉を忘れたからごまかしてんねや。まだ思い出さんわ。とにかくズボンの折り目がなくなって、ただ身につけている下半身の服になり下がった状況ですわ」)になるのがこたえます。
俺の美意識(たいそうやなあ。そんなええもん持ってんの?)では、あるはずのアイロンあとのないスラックス、膝ぼっこんのパンツ(今風やね。ズボンでええで)は許せません(偏固なやっちゃなあ「そう、偏屈です」)。
中学のころ女子生徒が
「露原くんのズボンっていっつもアイロンかけてんのかなあ。折り目がびしっとついてるよねえ」
「お母さんがちゃんと毎晩やってるんじゃない」
「そうかもね」というようなことをしゃべっているのを人づてに聞きました。
(この間標準語ぽいのは北海道だからです)
いやなに、何を隠そう実は俺がズボンを寝押し(布団の下にズボンを敷いて折り目をつける)してたんですわ。そう何事にも折り目正しく生きることにこだわっていました(嘘です。いい加減なやつです、ほんとは「改めて言わんでも、すでにみなさんはご存じですよ」そうですよね)。
すみません。いつもながらバカなことをつらつらと。
小1のYAさんが授業の初めに
「はい、せんせ。これお土産」と言いつつUSJの包み紙、いや封筒、ん~違うな、なんて言うんだろ? とにかくいただきました。開けると「クッキーモンスター」の(実は知らなかったんです、名前は。セサミストリートで見たことはありましたが)開けるとボールペンが出てきました。うれしかったですね。ありがとう。
その喜びを胸に今日はやすみましょう。