春はすぐそこ? かな

2010年03月11日

『文人悪食』を読んでいますが、おもしろい。何がおもしろいって、古(いにしえ)の大文豪のその偏食、嗜好の我儘さがです。
嵐山光三郎さんの「知」が光ります。俺の浅薄、薄学が目立ちますね。奥深いです。わかった風なことを書いていますが、わからないことが多いです。単なる漢字一字でさえやっと読めるか、読めないまんまで、電子辞書ということも時にあります。面倒で適当に済ませることがよくあります。
読んでみたい古典(「古典」には入らないのかもしれませんが、21世紀の今となるともうすでに立派な「古典」の類(たぐい)に入るのかもしれません)がいっぱい出てきます。
『痴人の愛』谷崎潤一郎『阿房列車』内田百閒『断腸亭日乗』永井荷風『疎開日記』谷崎『仰臥漫録』正岡子規などなど、睡眠時間がなくなるくらいでありまするです。
思う存分読んで、走って、書ける時間と、心の余裕ができるよう日々邁進します。いや、今もやっていると思います。が、それができていないのはまだまだ何かが足りないのでしょう。少しでも自分が思うところへ近づくべくやらにゃね。

今日税務署へ確定申告に行ってきました。どうしても税務署は好きになれません。なんかいっぱい税金を「取られている」という感が否めません。納税は国民の義務。払いましょう。しかし無駄なくつかってください、お願いだからね。

その帰りに出逢った木彫りのニャンコちゃんです。前にも登場していただいたお家ですが、今日のは違うそれらでした。花瓶に菜の花、もう一方はなにやら訴えたいものを手にお持ちのようです。見事な造形ですね。

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そのネコちゃんのすぐあとの交差点で信号待ち中に撮ったのがこれ。サクラでしょうか。ウメではないような、枝ぶり、花の咲き具合が。でもサクラには時期もまだ早いし、何だろう、ね。

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どちらも車中からの撮影なのであまりいい写真といえません(お~っと出た、言い訳)が、ご覧下さいね。

今朝久々に走りました。けっこう寒かったですね。でも日一にち春が近付いているのは実感します。花然り、気温然り。日の光に温かみを感じます。ウグイスも「ホ~ホケキョ」と聞こえる声を響かせ始めました。
俺にも早、春が来てほしいな。