卒業式
2010年03月12日
今日は市内の中学校の卒業式だったようですね。
自分の卒業式の記憶はまったく残っていませんが、長女の小学校のそれはよく覚えています。
卒業証書を一人ひとりがもらったあと、みんなの方を向いて自分の夢を宣誓します。
「私は強い女になりたいです」娘の声が響きました。一瞬の静寂の後会場には笑いがもれました。
「厳粛な式がぶちこわしや」というような意味合いのことを教頭先生がおっしゃったことを1年後くらいにPTA会長をやらせていただいたときに耳にしました。
でもそのセリフを式当日に聞いたときは
「A(娘の名)らしいな。やるな」と私は肯定的に受け止めた、というか心中快哉を叫びました。けっして受け狙い(それはあんたやな)ではなく彼女なりの決意だったと思っています。
その娘も大人になり、4月からは社会人としての一歩を踏み出します。時は流れます。娘らは成長し、私は年をくいました。長いようで早い20年あまりだったですね。
いろんなことがありました。自分でも考えもすらしなかったこともありました。人生は難しい。おもしろくもあり、苦しくもあり、実に複雑です。半世紀を生き、今後何年長らえるかわかりませんが、どんな人生が待っているんでしょうか。
なんか遺書のよう(?)になってきました。いや、そんなことないか。運命はあるのかもしれませんが、ままに生きるのではなく、自分から開いていくべきなのが人生であるのかもしれません。なんやようわからんようになってきました(いつものことや)。
まあがんばっていきましょう。自分のことは自分でしましょう(よく子どものころ母親に言われましたからね)。