一瞬、一瞬、ある意味刹那的かな
2010年03月02日
用事ついでに昼食をと思い自転車でゼミを出て走っていると
「せんせ~、お元気ですか?」と女性の声。見るとAさん。20年以上前に通ってくれていたEくんとNくんのお母さまです。
「ありがとうございます。おかげさまで」と走りつつ答え、行き過ぎました。今思えばせっかくお声を掛けていただいたんだから立ち止まってご挨拶すればよかった。すみませんAさん。
よく覚えていてくださったものです。うれしいですね。Aさんちっとも変わっていなく、お若い感じでした。ですからすぐわかりました。
当時のことがしばらく頭の中を過りました。次から次へと生徒の顔が浮かんできます。まさしく数珠つなぎです。
「あ、YTくんいっしょやったなあ。今ごろ空飛んでんのかなあ(ANAのパイロットです)。Nくんも優秀やったな。なつかしいなあ。俺年とったなあ。塾へ入って教室には入らず便所に隠れていたKくんも同級やったな」あの頃は俺も若くて生徒を見切ってなかたなあ(今でもそういう面があります)。
とにかく今日はうれしかったです。やってて良かった鳥居ゼミです。
知人のお一人がカナダへたちました。あのウィスラー(バンクーバーのアルペン会場です)でのスキー三昧だそうです。
「一瞬、一瞬、悔いのないように」という内容のメールをいただいています。彼は還暦を去年迎えられた(はずな)んです。お元気です。
かたや今一人の知人は目の故障で入院手術だそうです。大変です。俺がそうなったらどうなるの、と考えざるをえません。気をつけて回避できるものとそうでないものがあります。私だっていつどんな事態に陥るや神のみぞ知る。そう考えるとできることをできるときにやっておかなければとも思います。ある意味刹那的に聞こえるかもしれませんが、きっと真実でしょう。
日々小さなことに悶々としながら生きています。己の小ささを認めつつ前を見て進みましょう、かね。
駄文をお読みくださりありがとやんす。
では、またお読みください(直やね)。