僭越の極み
2010年02月15日
本州と四国を結ぶフェリーの宇高航路が廃止されるそうですね。あまりみなさまにはなじみがないかもしれません。岡山県の宇野と香川県の高松を結ぶことでそう呼ばれています。高速無料化や1,000円均一には勝てなかったようです。一方では安くなって喜ぶあり、他方では悲しむあり。世は複雑ですね。すべてがまあるく収まるというのは無理なんでしょうかね。そんな悠長なことを考えていると生き残れないのかもしれません。世間の風は厳しいのでしょう、きっと。
宇高連絡船は瀬戸大橋の開通時に姿を消しました。親が二人とも四国は香川の出。大学生の時は帰省のたびに連絡船を使わせてもらいました。当時は国鉄でしたね。船に乗ると決まってやったことがあります。それは船内のというか船上のデッキ後方にあったうどんの立ち食いです。当時200円だったかなあ。さすがに四国へ渡る船だけあって麺がうまかった。これを食べると
「四国へ帰ったなあ」と実感していました。懐かしいです。
霧で欠航があったり、確か衝突事故で沈んだりしたこともあったような。それらを思えば、橋ができてよかったことの方が多いのかもしれません。船で小一時間かかったところが十数分で渡れるわけですから、ありがたいことです。
今日は某私立に合格したTCさんがわざわざ来てくれました。お母様からのお礼の品を持ってね。お手紙つきでした。公立も十分合格できた子ですがあえて私立を選択。面倒見のよさを買われてのことです。某私立さん、そこんところを斟酌してよろしくお願いします。我々はいただくべき授業料をいただいてやるべきをやっているだけです。そこのところとへお礼の品をいただくのは僭越の極みです。ありがとうございます。
眠いですのでやすませていただきましょう。また明日お目にかかりましょう。
おやすみなさいませ。