物価

2010年02月01日

今日中2の生徒が昔の100円札、500円札、1000円札を持ってきました。懐かしかったですね。実は写真を撮らせてもらってここへ載せようと思ったのですが、手違いでどっかへ行ってしまいました。
今ならなんてことがない金額ですが、使われていたころはその価値が違います。
子どものころ、まだ学校へあがる前だったでしょうか。道で500円を拾い、交番へ届けました。半年と何日か後、落とし主が現れなかったということで、その500円は私のものになりました。確か貯金して、お年玉やなんやかんやを足して、やっとの思いで買いました。何をかというと4300円くらいの8の字状のサーキットを2台のレーシングカーが走るおもちゃです。もう少し高いのだと8の字の交差部分が立体交差なんですが、そこまでは買うお金がなく、交差部でよく車がぶつかりました。それでも、それを持てたことがとってもうれしく、毎日夢中になって遊んだ覚えがあります。
北海道へ越す前に(小5)10円でたこ焼きが6個買えた記憶があります。少年マガジンは40円だったような記憶も。時代は相前後しますが、銭湯は子ども5円の記憶があります。高校のころはクラブ帰りに立ち食いそばを60円で食って帰ったこともあったようななかったような・・・・・・。
大学生になって京都に来た時はまだ市電が走っていました。西大路や、北大路、河原町でさえゴトンゴトンやってました。長閑な時代でしたね。当時70円でしたか。安いですねえ。当時としては普通かな。
今はデフレとはいえ、昔に比しずいぶんとお金の価値が下がりました。でも今はその下がった価値しかないそれすら手にするのが難しい時代になっています。世俗を離れた殿上人など、あるところにはあるようですが、庶民はみんな困っています。他力は本意ならぬも行政に期待したい思いを持ちたくなります。
綴れば長くなりそうなので今日はこのくらいにしておきます。
では、やすみます。