973兆1625億円
2010年01月25日
寒かったですね。自転車での帰路はこたえました。毛糸の帽子を持っていたので助かりました。
天気予報は雨模様でしたが、あえて自転車にしました。生徒の大変さを思いまして。
雨が降ると生徒は来るのが大変です。かなりの雨でも自転車でがんばってやってくる生徒もいます。俺は雨が激しければ車という選択もありますが、生徒はそうはいきません。車で送迎してくださるお家もありますが、ありがたいことです。お家の方への感謝の気持ちを忘れないようにしましょうね。
今のように各家に自動車なるものがあるようになったのはいつからでしょう。私が子供のころにはあり得ないことでした。家に車があるのはごくごく一部のお金持ちの家でしたね。それが今や当たり前、2、3台だって普通になりました。体裁だけは裕福になりました。自分が自分の車を持つというのは子どものころには想像の外でした。
伊丹での小5までは徒歩通学(あたりまえ)。
6年からはバス通でした。郊外というか釧路湿原のはしっこに建つ官舎から通いました。数年前に釧路を訪れたときにその官舎を見に行きました。よくぞこんなところにと思うほどの奥地でした。
そう、当時走っていたのは東邦交通という私バス(たぶん)。冬のある日、バス道沿いに北キツネが出現。運転手さんもバスをとめて、その愛らしいキツネをみなで観察(?)しました。そのかわいらしい姿は今も瞼に焼き付いています。帰りはバスに乗らず釧網線の線路を歩いて帰ったことも一度ならずありましたね(もちろん学校では禁止されていましたが)。レールに耳を当てると遠くから列車が近づいてくるのが耳で感じられました。
高2からは釧路のちょっと市街地に近い官舎に引っ越しました。これも同様再訪しましたが、よくもまあこんな狭い所にというほどのものでした。そっから高校まで歩くと35~40分でしたが、歩きました。バスはありましたが、バス代を小遣いにするために歩きました。今思えばよくやったなと思います。夏はともかく、あの厳冬の町をよくぞ歩いたものです。
さらに当時は剣道部。なんとか腕力を鍛えたく鞄に2kgの砂をつめた缶を入れていました。しかも人目がなければそれを変な格好で持ち
「あの電柱まで」とか思いながら往復歩いていました。あのころは熱かったなあ。剣道一直線でした。バスに乗ることがあっても吊革つかまらずつま先立ちの俺はかなり変な高校生でしたね。
産経新聞によると、国債と借入金、政府短期証券を合わせた国の債務残高が973兆1625億円に上る見通しだと発表した。空前の1000兆円に迫り、国民1人あたりで換算すると、約763万円に上るそうです。973兆というお金がいかなるものなのか想像すらできません。国家予算の10年分というくらいしかわかりませんね。これって我が国は大丈夫なんでしょうかね。
4億円のたんす預金の人や月のお小遣いが1500万円という方々が政権与党を担っていらっしゃるから、きっと大丈夫なんでしょう。それにしても、ですよね。自民党がやっても、民主党がやってもおんなじやね。ええ加減にしてほしいなと思うのはきっと俺だけなんでしょう。
では、ね。