直木賞、かあ
2010年01月15日
直木賞受賞作が決まりましたね。白石一文さんの『ほかならぬ人へ』と佐々木譲さんの『廃墟に乞う』。前者はお父上も作家、白石一郎さん。7度落選の後、受賞されたと報道にあります。
受賞のコメントで「大嫌いな賞」とあるのが印象的です。お父様の度重なる落選で一家も苦労なされたようです。
父親が候補になるたびに「これで食うや食わずの生活が変わる」と思ったというんですから文筆で生計を立てるのがいかに大変なのかがうかがえます。
一郎さん(君はお友達か?「いえ、滅相もない」)の作品は人に薦められ何冊か読んだ記憶があります。正直あまり印象に残ってはいませんが。
佐々木譲さんは北海道に根をおろす作家さん。注目ですね。まだ1冊も著作は読んでいませんが、この間映画『笑う警官』を見ました。警察という大きな組織と闘う一個人の警察官の姿が描かれていました。おもしろかったですよ。
讀賣新聞に掲載された彼の満面の笑みの写真がとってもすてきです。
俺はへそ曲がり、天邪鬼なんですぐに読むことはしませんが、ブックオフでなく、ふつうの書店で探してみましょうか、ね。
自分の思いの丈を文章にして、それを読んでくださる方がいる。幸せでしょうね。羨ましいです。俺の駄文を読んでくださる方も少数ながらいらっしゃいます。が、しかし、文壇デビューは無理でしょう(あたりまえやん)。俺の場合はこのブログに日々感ずるところを書きちらさせさせていただきます。
今お読みくださっている方々、よろしくご愛読のほどをおん願い奉りまする。
では、またでありまする。