今はなんとか順調やね
2010年01月10日
ゆっくり寝て、朝食休憩後久々に長く走りました。100分、16㌔。今月は52㌔と好調です。
北大路~白河通り、丸太町、西大路と廻りました。さすがにこれだけ走ると汗だくでしたね。街走りはいろいろと目をひくものがあって楽しいです。車はもちろん、自転車とも違う視線で対象が目に入ります。進む速度が遅い分、数多くのものに目がいくのでしょう。
小粋な料理店、鮮やかな色のあふれる花屋さん、趣味のいい茶碗が置いてある陶器屋、古本屋、いい香りのただようたこ焼き屋などなど・・・・・・いちどゆっくり冷やかしながら歩いてみたいとは思いますが、なかなか歩く時間はありません。
合い間に読書。『インストール』綿谷りささん『にんげんだもの』相田みつおさん『マイ センチメンタル ジャーニー』渡辺淳一さんです。1日に3冊というのはあまり記憶にないですね。
前者は紫野高校出身ですよね。話題になったときは読みませんでした。今日お初で繙きました。
最初読み始めたときは
「なんや、だらだら文が続いて改行が少ないし、読みにくいなあ」と感じましたが、ついつい引き込まれ一気に読んでしまいました。おもしろかったです。
中のはよく知られた書家、詩人ですが、初めてです。
「アノネ がんばんなく てもいいからさ 具体的に 動くことだね」
「アノネ なるべくなら うそはないほうが いいんだなあ オレそんなこと いう資格は ねえけどね」
「かねが人生 のすべてでは ないが有れば 便利無いと 不便です 便利のほうがいい なあ」
「七転八倒 つまづいたり ころんだり するほうが 自然なんだな 人間だもの」(以上改行等すべて原文のままで引用させていただきました)
何でしょう。飾らない本音があるから言葉が胸を打つのかなあ。でも彼は自身、自分の「自己顕示」と「自己嫌悪」とを吐露していました。
後者はここまで書いていいのと思えるくらいの著者の女性遍歴自慢(?)の本でした。
ちょっと彼のもてぶりは、俺にはかなわんけど(はあああ~っ)鼻につくねんけどおもろいわ。
で、今は『手書き作家の本音』渡辺淳一さんに入りました。
今んところ走るも、読むも順調やね。このまま最後までいけるようなんとか生きていきますね。