申し訳ないN歯科医さん

2010年01月28日

「中3塾や習い事に40万円」と讀賣新聞にあります。なんでも過去最高額だそうです。幼小高生は減っている中、中学生のみ増えているそうです。そのほとんどは塾代で特に中3生は40万円のうち31,6万円が費やされていたそうです(2008年度)。
ほぼうちの塾にも該当する数字です。改めて考えるまでもなく、多くの負担をご家庭にかけています。この不況の折、少額とは言えぬ金額をいただいているわけです。私たちも仙人ではありません。食べなくては生きていけません。授業料をいただかないわけにはいけません。では、なにをしてあげられるかといえば、授業料以上の授業でみんなに喜んでもらうしかありませんね。成績を上げて、志望校に受かってもらうのが一番のお返しでしょう。やらせていただきます。

授業を終えて、つゆはらゼミ近辺のゴミ漁り、ちゃうゴミ拾いをしていると電話が鳴ります(不在時は携帯に転送されます)。
「ん、今ころ誰かな?」と思って見るとMさん。
「はい、露原です」
「あ、Mです。今よろしいですか」
「はい、いいですよ」Mさんは10月まで来てくれていたんですが、今は引っ越されて来ていません。
「今、引っ越したところで塾には行っているんですが、そこは土日がなくて」
「普通そうですよね」
「お姉ちゃんのとき、入試対策講座で毎週土日やってくれてはったでしょ(よう、覚えてくれてはるわ)。土日もてあましてるし、それだけでも行かせてもらえへんかなと思て」
「ああ、そうですか。はい、いいですよ」との会話を交わしました。
なんかうれしかったですね。彼女の合格へ向けうちができることをさせていただきましょう。

今朝やってしまいました。歯医者の予約が忙しさのあまりぶっとんでいました。起きたときなんとも言えぬ違和感を感じましたが、その後思慮が及びませんでした。すみません、N歯科医さん。明日お詫びの電話を入れなければ。
では、おやすみなさい。