有名無実
2009年12月06日
冬晴れの空の下、気持よく走らせていただきました。
賀茂川、深泥が池、宝が池と起伏ある道程を選びました。68分、11㌔。これで1,200を超えました。よくやりました。誰もほめてくれへんし、自分でほめときます(パチパチ)。
走りながら思います。
「小銭とティッシュと鍵しか持ってへんし、もし今心不全かなんかで倒れたら……」
『今日午前10時ころランニング中と思われる男性が倒れているのを通行中の人が見つけ、病院へ運ばれましたが、意識不明の状態です。年齢は50歳から60歳くらい、白の「日吉ダムマラソン」のTシャツに黒のDロップのランニングパンツを身につけていました。警察では身元の確認を急いでいます』なんてことになっちゃうんでしょうか。んで、そのまま死んじゃって、無縁墓地に葬られたりしてね(それもええかな)。
携帯電話か免許証くらいは持って走った方がいいのかな。行き倒れになって世間の方に迷惑をかけまいと思うと、きっとそれがよいでしょう。
さて本の方は今日2冊読んでやっと78ですわ。100は無理でもなんとか80~90近くまではいかねとな。
浄水器を買いにVブレへ。買いものが終わって、ちょっとうろうろしていると声をかけられました、年若い美人の女性から
「あ、せんせ」(まったくわからない)
「どなた、だれ?」という感じでした。でも、よく見ると、いや一瞬で判断。その口元、歯並び。わかった!!
「え、Rちゃん?T谷れいちゃんやね。え~っと、今、んっと20歳やね。今どうしてるの、学生さん」
「京女の短大行ってたんですけど、編入試験に通って……」すごいなあ彼女。中3のときはほんとに普通の生徒でした。それが京女に進み、そのうえ4大への進学を決めるとはね。すばらしいです。
正直、最初はまったく見ず知らずの若い子でした。まあそんな女子大生らしきが俺に声をかけるわけはないねんけど、我ながらよくわかったなあという感じです。
「いやあ、声かけてくれてうれしかったわあ」
「せんせ、けっこう走ってはるでしょう。高橋のへんとかで、よう見ましたよ」
「あはは。そやなあ。元気でやりやあ」と分かれ、グラスを物色しようかなとふと見ると、どこかで見た顔、めんこいTくんとそのご両親。さすが地元Vブレではよく会います、友人知己、知り合いに。まあ26年もごそごそやっているとそんなもんでしょう。
この間も私学展に行った生徒が言ってました。
「どこの高校行っても露原せんせのこというたら知ってはったわ。びっくりや」そう、いたずらに名だけは売れているんでしょうか。実(じつ)はあんまり、ないけどなあ。(えっ「実」も「名」もなんもかもないやんあんた「手厳しいな。ま、実際そやな」)
あはは、ではね。