日進月歩、いや日々退歩
2009年11月04日
寒いですね。(下写真左は1日夜西賀茂を出るときの気温です)
丹波高原レースの開会式で
「美山に雪が降ったそう・・・」という挨拶を耳にし半信半疑でしたが、今朝の京都新聞の佐々里峠の雪景色を目にして驚きました。平年に比べても1か月は早いようですね。北海道ならいざ知らず、びっくりです。
北海道に何年かいたせいか雪は大好きです。もっとも過ごしたのは道東でそれほど雪は降りません。氷の町かな。とは言ってもこちらに比べればたくさん雪が降ります。
降ると家から道路に出る数メートルの道を除雪しなければ学校へ行けません。風が強いので吹き溜まりになったところは数10センチの積雪。雪は案外重くたいへんだった記憶があります。
父親が起きるとすぐ車のエンジンをかけていました。そうしないと昔の車ですからスムーズに走れなかったり、凍ったフロントガラスで前が見えなかったりで危険なんです。
でも雪が降るといつもとは違う情景が目の前に広がり新鮮な気持ちで登校したような、ただただ寒かっただけのような・・・・・・
この年になっても冬に授業をしていて雪がちらつき始めると
「お、きたきた。もっと降れ」とつぶやいている自分がいます。雪が降るという非日常が、心をウキウキ沸き立たせてくれるのでしょうか。
これだけ寒いと冬物の服装などを用意しなければいけませんね。ファンヒーターや灯油も準備しなければ。原谷の方は一段と寒さが厳しいです。そうそれで買ってきたのがスリッパ(下写真右)です。あまりあったかそうなものではありませんが、夏用と比べるとだいぶましかな。
帰路寒くてシートヒータを思わずつけました。今の車はいいです。いろいろついています。エアコンは当たり前。窓もミラーも電動。カギはリモコン。カーナビも普通に近い。エンジンスターターもカギがいらなかったり、近づくだけでドアロックが開いたり、エンジンもリモコンでかかるのもあるんですね。居眠り運転防止装置が付いた車もあるようです。すごいなあ・・・・・・
昔はエアコンなんて、カークーラーが付いているやつなんて半数以下だった(たぶん)。窓の開閉は取っ手をぐるぐる回す、フェンダーミラー(死語)はいちいち降りて手で調整。カギで運転席側のドアを開けても助手席側は閉まったまんま、でした。
そういやあ前はチョークレバーというのもありましたね。早朝かかりにくいエンジンにより多くの空気を送り、それがかかりやすくするものだったかなあ。よく覚えていません。
科学技術の発達は日進月歩。俺の発達はいつの間にか停滞退歩。進まず下がっていたりいたりしてさ。
文明の発達を否定はしませんし、それなりそれを享受しています。でも一切それがないところで生きてみるのもおもしろいかもね。あ、でもそれやっぱり無理ですね。
まったく生活の心配がないとして3つ選べと言われたら何を選ぶかな? なんだろ。考えておきましょう。
ではね。
毎夜すみません(誰に謝ってんのん? だれもいいひんで)愚にもつかぬことをたらたらと。
おやすみなさいませ。
みなさまの明日がよい日であることを祈ります。