カンロ 寒露 甘露
2009年10月08日
寒露です。調べると「露(露原ではありません)が冷気によって凍りそうになるころ。九月節(旧暦9月)。雁などの冬鳥が渡ってきて、菊が咲き始め、蟋蟀(こおろぎ)などが鳴き止むころ」とあります。
そう今日は寒かった。
カンロといって思うのはカンロ飴やな。きっとこの「カンロ」は「甘露」ですね。「純露」とか「黄金糖」とか、昔はいろいろアメちゃんがありました。今もあんのかなあ?????
関西の人は「アメちゃん」と「ちゃん」付けで呼ぶね。「あげ」なんて「さん」付けですよ。「お稲荷さん」「おあげさん」。おもしろいですよね。関西弁はやさしいです。「お豆さん」「おうどん」など「お」をつけます。これは美化語かな。とにかく「お」をつけます。1都1道2府43県みんな知っている訳ではもちろんありませんが、他にもこんな都道県が、地方があんのかな??
台風一過、風のいたずらを見つけました。愛車(チャリンコの方)にとまる葉っぱです。
「立蔀、透垣などの乱れたるに、前栽どもいと心苦しげなり。大きなる木どもも倒れ、技など吹き折られたるが、萩、女郎花などの上に、横ろばひ伏せる、いと思はずなり。格子の壷などに、木の葉をことさらにしたらむやうに、こまごまと吹き入れたるこそ、荒かりつる風のしわざとはおぼえね」
そう1000年以上も前の清少納言も感じたことと同じことを21世紀に生きる俺も感じ、味わっています。
では、またですね。