おめでとう金メダル
2009年08月27日
オランダで行われている世界柔道選手権で福見友子選手がみごとに金メダル。うれしかったでしょうね。
48kg級、やわらちゃんのそれです。彼女に勝ちながらも、実績がないということで代表がもらえなかった北京。その悔しさやいろいろなことが脳裏をよぎったのではないでしょうか。おめでとうございます。しっかり勝利の余韻に浸ってください。
今回の大会からルールが変わったようで、少し柔道らしい試合が見られそうです。
柔道で鮮明に思い出すシーンがあります。山下選手とラシュワンとのそれです。なんの大会だったかは定かではありませんが、オリンピックだったと思います。
準決勝で(たぶん)足を痛めた山下とラシュワンが決勝の畳で対峙します。当然痛めた足を攻めてくると思いきや、さにあらず彼はそこを攻めることなく正々堂々と組み合いました。結果は山下が金メダルをとりました。
つくられた美談説もあるのは事実ですが、私は単純に感動しました。これこそまさに武道精神だと思いました。
いま中村美里選手の金が決まりました。
「金メダル以外は同じ」と悔しさをにじませたその表情、笑顔なしの表彰台は記憶に新しいです。それを力にかえて優勝してしまう彼女はすばらしいです。
この栄光の陰には凡人の俺なんぞには絶対、どう転んでも想像もできない努力、苦労、血と汗があったと思います。好きやな、熱血、根性。ほんまにすごいそれらがあったんやと思います。
その千分の一、いや万分の一でも見習わにゃね。