熱い夏
2009年08月14日
早起きして甲子園に行ってきました。お目当ては北海道代表の札幌第一。母校ではありませんが、北海道ということで応援しました。私の中では京都(今住む愛すべき町)、北海道(青春を過ごした故郷)、兵庫(生まれ故郷)、香川(両親の故郷)が関係道府県。自然応援している自分に気づきます。
試合の合間、1回戦を勝ち残った東北の某高校の選手たちと接点。彼らの言動に選ばれし者の誇りと驕りを感じます。まあ無理もありません。今、全国の野球ファンが注目する甲子園で戦っているんですから。もし高校生の俺が同じ立場だったらもっと有頂天になって舞い上がっていたでしょう。若いから無理もありません。
今少し年をとるとわかるでしょうが、選ばれなかったチームメイトや陰で支えてくれた人たちへの感謝を忘れないようにしてください。えらそうに言っているけれど高3のときの俺にはそこまでの思いやりはなかったな。そんなことを思った記憶すらないもんな。
道東地区予選で準優勝以上が至上命令。それを果たすと全道大会に出場できます。ちょうど自分が主将のときに(今回勝たずとも)連続出場で表彰されることになっていました。
「俺だけ行ってもしょうがない。みんなで行こう」と自分の中で決意していました。結果は準優勝でしたが、果たしました。
道大会では予選リーグ2位で決勝トーナメント出場は逃しました。最後の試合が終わったときは自分でも訳のわからない涙がほほをつたいました。勝たなければいけないという重圧から解放されたそれだったのだと思います。次期主将とそんな会話を交わした記憶があります。懐かしい青春の思い出です。
とにかく暑かったです。3試合全部見るつもりでしたが、2試合で降参。球場をあとにしました。球児たちの熱戦を目にし。遠い昔に思いをはせることができて良かったです。競技は違えど自分にも熱く燃えた夏がありました。