罪深きかな

2009年08月05日

大きくなって今にも巣立ちそうなツバメ三兄弟。親が巣にえさを運んでくると競って鳴き、それをねだっています。兄弟(姉妹?)とはいえその争いは熾烈です。1匹、気が弱いのか少し小さめのがいます。
ふと見ると巣の下に糞とともにツユムシの子どもの亡骸が落ちています。きっと食べ損ねたヒナが落としたのでしょう。土に返るよう花の根本においてやりました。ヒナの成長に目を細め、かわいらしく感じている裏ではえさとなって命を落としている昆虫がいっぱいいるわけです。弱肉強食は生物界の常とはいえ悲しいものを感じます。食わずば生きられぬ。これは人とて同様。他者の命をいただいて己の生を保ちます。罪深き生き物です、われわれは。せめてよばれるときに感謝の気持ちを忘れぬようにしましょう。

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ヒマワリ(日本産のよく見るそれのようですが、確かロシア原産です)が今少しで花開きそう。楽しみです。大輪というほどの大きさではないものの、美しい花を見せてくれそうです。
キンレンカが西賀茂で初めてその花をつけました。葉っぱばっかり育ちやきもきしましたが、やっとです。ツバメといいキンレンカといい、梅雨明けといい今年はみんな遅めなのかな。

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背丈も私と並びました。水と愛情(たはは)だけでここまで育ちました。この後どんなふうになるのかな。今しばし楽しめそうです。