天国と地獄
2009年07月27日
高校野球の京都府の決勝は龍谷大平安の逆転勝ちという劇的な幕切れで決まったようですね。
勝つと負けるとでは大違いです。この時期テレビを見ているといつもそう感じます。勝ったチームにはあこがれの甲子園での晴れ舞台がありますが、負けた方はいくら健闘を称えられようとそこで終わり。天国と地獄以上の開きがあると思うのは私だけでしょうか。
今から13年前かな、京都府決勝で北嵯峨と花園が対戦しました。北嵯峨の捕手Fくんと一塁手Tくんが教え子、花園の捕手Nくんも教え子です。
「俺はいったいどちらを応援すればいいんだ」と思いつつ、夏期講習をしていたことがありました。結果は北嵯峨の勝ち。花園のNくんは涙をのみました。北嵯峨の甲子園出場を喜びつつも、敗れたNくんにも思いをはせました。
35年前には私も高校生。違うスポーツをやっていたので甲子園が始まると
「なんで奴らだけがああも大きく取り上げられるの」とひがみ根性丸出しだったような・・・・・・いや違うかな。どうだっただろう。
ドラマが高校球児にだけあるように報道されるのは今も昔も変わりません。他のスポーツ、いやスポーツに限らず、どこにでもいろんな劇的なものは転がっています。それをいかに取り上げ、脚色するかがマスコミのマスコミたる所以でしょうか。でも最近はけっこうその作られたそれにでも反応している自分に気づきます。ええもんには素直に感動しておきましょう。
何ともいやなお天気が続きます。晴れていたかと思えば突然降り出すし、降ったと思えば突然晴れて限りない蒸し暑さを見舞ってくれます。早く梅雨が明けてすっきり夏空を拝みたいですね。
まだまだ続く梅雨空ですが、ゼミには夏の花、ヒマワリが咲きました。ちょっと変わり種、ドイツ原産のそれです。色合いが普通のヒマワリと違ってすてきでしょ。アブラゼミもイリオモテの葉っぱにやってきました。かなり遅く孵化したツバメのヒナも元気に育っています。2羽だと思っていましたが3羽います。まだ目が見えぬらしく車の通る音やドアの開け閉めの音などにも反応して大きな口を開けてえさをねだっています。「鳥は鳥目で夜目が効かない」と聞いていましたが、ツバメは例外なんでしょうか。親鳥は夜も飛んでいるときもあります。
夏期講習2週目が始まりました。ハードなスケジュール、みんな頑張っています。私たちも頑張ってます。
眠くなってきました。明日に備え寝ます。朝降ってなかったら走りましょうか。