負うた子に教えられ
2009年07月21日
中1の授業をしていてうれしいことが。ず~っと、小学生の低学年から来てくれていてなかなか伸びなかったAくん。今日の国語の読解問題にすばらしい冴えを見せてくれたんです。聞けば毎日本を読むようにしているとのこと。隣にすわったSくんが驚きながら
「Aが進化した」と言ってます。てれながら
「小学生レベルの本やけど、最近読んでんね、ひまあったら」と。えらいですね。「読み書きそろばん」と言いますが、やはり文章を読むことはいいことなんでしょう。Aくんがんばりや。少しずつでええし伸びていこな。
「塾長、誰かお客さんが来てはるで(これ、うちの娘のセリフです。すみません。躾がいきとどかなくて)」
「あ、そう。はいはい」出るとMさん母子。弟さんの入塾で来てくれました。
「おおNちゃん久し振り。B大行ってんねやて、何学部なん?」
「社会科学部です」
「かっこええなあ」
「せんせ、ぜんぜん変わってはりませんね」とお母さま。でた
「変わってへん攻撃」と思いつつ
「いやいや、すっかり年をとりました」
「ブログ読ましてもろてますよ」
「えっそうなんですか。なんか恥ずかしいな」というような会話を交わします。Nさん在籍中はまだブログはなし。何かの偶然で見つけて読んでくださっているのでしょうか。ありがとうございます。
「そや、あなたの写真撮ってブログに載せよか」
「載せてもらいいや」
「またピピと遊びにくるから、そのとき」などと話しつつ今日はそこまで。
うれしいです。教え子の成長は。
教え子の成長といえば、今日は北山にオフィスを構えた今ゴンにお祝いの卓上ライトを届けにいきました。ファッションビルの一角。北山通りを見下ろせます。北山通りにオフィス。かっこいいですよね。ちょっとおしゃれであこがれませんか、京都の人なら。彼はここを足場にまたもう一段のステップアップを狙っています。「負うた子に教えられ」ならぬ「教えた子に教えられ」という感じです。みんな育ちます。育たぬのは俺ばかり。育つどころか日ごと後退しています。なんとも加齢は如何ともし難し。年はとりたくないと思う反面、その年なりに生きていこうとも考える今日この頃です。
明日から中3生は夏期講習です。かなりハードな毎日がいよいよ始まります。
露原努、52歳がんばりますです。
では、またです。