言葉の世界
2009年07月17日
金曜日は原谷の中3補習日。受験生の自覚か、呼ばれずとも毎週7、8人がやって来て自習をしています。えらいですよね。俺が中3なら絶対行かずに家で好きなことしているでしょう。今日なら『ハリーポッター』を見ていたでしょう。
でもある意味幸せですよね。家でやっていてもわからなければ、誰にも尋ねられないけれど、塾へ行けば先生がいて、聞きたいだけ聞けるわけですからね、しかも無料ですから。いやあいい塾だ(恥ずかしいだろ、自分で言って「はい、少し」)。ま冗談はさておき最大限に活用してほしいです。その方が私たちもうれしいです。
所用あってビブレへ。商品を包装してもらう待ち時間にぷらぷら。見つけたのが外国種のカブトムシ「ヘラクレス・ヘラクレス」と「ヘラクレス・リッキー」。体長15cmくらいでしょうか。さすがにでかかったです。何より驚いたのはそのお値段です。なななななんと19,800円也です。ファンにとっては垂涎の的なんでしょう。他にも外国産のヒラタクワガタやいろいろが数千円で売られていました。ちなみに普通のカブトムシのオスは980円でした。
そう言えば昔オオクワガタの何cmだかを超えるのは100万円とか聞いたことがあります。それを狙うプロのハンターもいるとかいないとか。どんな世界も入り込めば深いものです。私のような浅薄なやつにはとうていうかがい知れないそれがそこここにあります。
「淫」「呪」「艶」「賭」など一部漢字が教育現場から不適切だとの指摘を受け、文化審議会の漢字小委員会が再検討するそうですね。それってどうなんでしょう。確かにあまりいい意味を持つそれらではありませんが、だからと言ってそれらの字をはねてしまうというのはちょっとおかしいと思います。
字が持つ意味があるということは、そういう概念があるということです。たとえそれらが負の印象を与えようが受け入れ、理解し自分のものにして使えるようにすべきでしょう(違うかな)。指導者の力量で子どもらの年齢に応じた与え方をすればいと思うんです。
字も言葉も多ければ多いほどその世界は広がります。漢字が与える心象はともかくみなさんいっぱい漢字を、言葉を覚えましょう。そして持てる「言葉の世界」をどんどん広げましょう。