ありがとう
2009年06月22日
昨日
「まあ案の定娘たちからはなんの感謝もないですわ。ええねんけどね。父親らしいことしてへんし。そう父親としてやらなあかんこともろくにしてへんし、しかたなしやね。そやけどその父親らしいことをするのが大変なんだよな。」と記しましたが、今日、諸般の事情で娘たちから時間差でネクタイをもらいました。
ありがとう。ろくなオヤジじゃないけど、一応お前らのオヤジの役目はなんとか果たさんとな。ほんまうれしいです。思わず目からよだれが出そうになったけど、こらえました。3人でこんなんが買えるようになってんなあ。
歩いていて見つけました。「ゆすら梅」です。梅と言うよりは甘酸っぱくてサクランボの味に近いかな。ほんとは1粒つまんで口に入れたかったんですが、人目もあるのでよしました(あなたでも人目を気にするんだ「一応は」)。
子どもの頃親しんだし名前は知っていますが、「ゆすら」って何やろと思いますよね。
気になってネットで調べると「語源は朝鮮語の『移徒楽(いさら)』がなまって 『ゆすら』になったといわれている。」とあります。なら『移徒楽(いさら)』って何でしょうね。これまたネットで調べると「移植して楽しむと言う意味である」とあります。ネットは便利です。たいていのことはネットがあれば事足ります。
祖母の家の庭木にあり、よくその甘みを楽しみました。かなり甘かったですね。
両方のばあちゃんちを訪ねるとビワ、イチジク、キンカン、スイカ、モモ、カキなどいろいろありましたね。特に母方の実家は一応農家もやっていたのでたいがいの物は食べられました。豚や鶏もいました。
じいちゃんがよく、錐で生卵の天と地に穴を開け、中身をすすっていたのが思い出されます。
ちっちゃい私がお盆などに行くと、じいちゃんがばあちゃんに
「ツトムが来たから鳥つぶそか」
「そやなあ」と会話をしているのを聞き幼かった私は
「トリつぶす??????」と頭の中が?マークだらけになった覚えがあります。
昔を思うと、それこそ走馬灯のようにいろいろなシーンが巡ります、空っぽの頭ん中を。
ちょっと生きすぎたのかもね。
いやいやまだまだじとじとねばねばと生きるんかね。