とかくに人の世は住みにくい
2009年06月08日
とあるお酒の量販店でクラシックラガーを買おうと店前に駐車。店内を見回すもありません。店員さんに尋ねました。
「ちょっと待って下さいね」忙しそう。なんか嫌な予感がして表へ出ると、あの駐禁取り締まりの人がいるではありませんか。あわてて車にもどり、ビールは断念。
でもさあ、それやったら買いもんもできひんやん。近所に100パーでもあれば止めますけど、ないもんどうすんの??? もうちょっと柔軟に対応してやと思うのはおれだけかな。だって、けっこう止めたらあかんところに朝からどうどう、ず~っと止めてはる車いっぱい目撃しますよ。あれがよくて、ちょっとビール買うだけのおれがあかんのは納得できひんな。
びわこ放送で原田さんが猟銃を手にしたということで取り調べを受け、書類送検になったとか。聞けば
「重いんですねえ」とか言いながら数秒手にしただけのようです。なんか変やなあ。
「それくらいええんちゃうん」と思う私がいけないんでしょうか。テレビで有名人がやってしまったからよくないんでしょうか。でもやはりあまり杓子定規になるのはどうなんでしょう。
『智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい』と言ったのは漱石です。あまりに形にとらわれて融通が利かないのは考えものです。
確かにどこかできちんと線を引かなければいけないでしょうし、なし崩し的になってしまうのはよくないとはいうのはわかります。
『破れ窓理論』というのもありました。あれはある意味、正解でしょう。小さな犯罪を見逃すと、やがて地域全体の治安が悪化していく、だから軽い犯罪をも見逃さずに取り締まることが、より重大な犯罪を抑え、その地域の安全を守ることにつながるということだったと思います。そう考えると微罪も見逃さず、きっちり処理するべきなのかなあ。(で、あんたはどっちやのん)
「ん~ん。線引きは難しいけど、やっぱ柔軟にね」というのが私の意見です(きっぱり「優柔不断な君にしてはなかなかの断言だね」ありがと「別にほめてるわけちゃうで」)。
間違いなくヒナが孵りました。今夜その小さなくちばしを現認。か細い声で「ちいちい」やってます。親はそれが聞こえる度に巣の上に立ち上がり、口の中で噛み、こなれた餌を口移しにしているような感じです。ヒトと同じで彼らも夜中3時間おきに授乳ならぬ授餌をするんでしょうか。
いずれにせよ、このちょっと遅い時期に生まれたヒナたち、無事に巣立つことを楽しみにしばらく楽しませていただきましょう。
チャリンコでゼミへ向かう途上見かけたすてきな青です。
では。