窃盗にはなりませんよね

2009年05月30日

走っていて(またですか。他にやることないのかな)高野川沿いで木イチゴ、ブラックベリーを見つけました。口に入れると、ほんわり甘味が広がります。
「ん、うまい」思わず声が出ます。5、6粒まとめて放り込み、野の味を楽しみました。交通量が多い場所なんで排気ガスがいっぱいかかっていると思われますが、まあいいでしょう。
で、帰ってシャワーを浴びて自転車で再度出かけました。北大路産のさくらんぼも鳥に先んじて取りました。松ケ崎の疎水縁でびわもいただきました。さすがにブラックベリーを取るのは、人、車の多い信号近くで恥ずかしかったです。でもブログのネタのためと思いがんばって取りました(がんばりどことがちゃうんちゃう)。いい年をしたおっちゃんが
「ようやるわ」と思いつつ。手がベリーの果汁で紫に染まりました。
どうですこのみずみずしい果実たち。さくらんぼなんてぴかぴか光ってまるで宝石のようです。となりに汚い手がない方がよかったですか。勝手にいっぱい取ってきたけど、罪にはなりませんよね。

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野や山やそこらで食せるものが手に入るとなんかうれしくないですか(たぶん、そう多ないで、そんな人は「かなあ」)。北海道で山菜を手に入れたり、野生の実を見つけたりしたときの喜びは舞い上がるほどです。舞茸の逸話が思い浮かびます。
「見つけた人が舞い上がる」というそれです。
都会の人はそこらになっている実や葉っぱを口に入れるというのは抵抗があるんですかね。私はまったく問題ありません。おいしくすべて胃の腑におさめました。
「おいしいか」と問われればそれほどではありません。といって
「まずいか」と尋ねられればそんなことはないんです。野菜、果物がそのままに持つ、「素」の味がほんとうに感じられるんですよね。

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あじさいがそろそろその美しさを発揮し始めましたね。