変わってへんね

2009年05月11日

先日誂えた(?)眼鏡ができる日だったので受け取りに行きました。今までの眼鏡新調と言えば「安い」という広告につられて出かけ、最終的にレンズを選ぶということになって、説明を受けるとレンズにいろいろランクがあって、5~6万円になっちゃうこともありました。ですから今回も
「ほんまに18,900円かいな」と半信タイガース、いや違う半信半疑でした(べたやなあ)。でも本当に追加料金なしのその価格でした。
かけてみて12時間あまり。まだその良し悪しは云々できませんが、慣れぬせいか、ちょっと地面がゆがみます。遠くはいいけど近くはいま一つ、かな。
性能は今のところおいておき、眼鏡変えたことに気づく人が誰もいなかった。俺の印象ってそんなもんかと、ちょっとさびしい感じです。最後の中3の授業でけっこう繊細なところがあるなと思っていた子が
「せんせ、眼鏡換えました」
「おお、きみが初めて気づいたで」というと次々に
「俺もなんかちゃうと思って今言おうと思ててん」などと口々に。

P1040010.JPG

手前が新しい方です。少しは「換えた」という印象を与えようとちょっとマルからカクにしてみました。さて眼鏡で私の印象は変わるんでしょうか、ね。

ゼミ前でお散歩中のご婦人とばったり。知らぬ人だと思っていたら
「露原せんせ、お久しぶりです。ぜんぜん変わったはりませんね」の言葉(いつも思います、この台詞には。「変わらず若い」と言う意味か「昔から老けていたのか」とね。もしくは「俺は成長してへんのかな」と)。
よく見るとMさん。開塾1年目に中2で入ってくれたNさんのおかあさんです。妹さんのTさん、弟のH君も来てくれました。
「Tが、今鎌倉に住んでますねんけど、お産で帰ってきてますねんや。Nも上の子が小6やし、鳥居に行かせたいなあていうてますねん」
「どこに住んではるんですか」
「二軒茶屋ですねん」
「ん~ん。送り迎えないとしんどいですね」
「自分のことは棚にあげといて『鳥居さんに入れといたら安心やねんけどな』とかえらそうに言うてますわ」
うちに入れたら安心かどうかは別にして、そう言ってくださるだけありがたいです。思えば長くなりました。今の生徒たちの親御さんたちが小中学生のころからやらせていただいているわけですからね。この先どこまでできるか、いややらせていただけるかわかりませんが、その機会が与えられる限りやらせていただきましょうか。ありがとうございます。

暑い日でしたね。授業を終えて外に出て、自転車で帰る夜風が心地よかったです。