今、過去、未来

2009年04月03日

新年度が始まって1週間。生徒もでしょうが、こちらもまだなじみません。いつ誰が来るのかもまだ頭に入っていませんね。
世間も一斉に新年度。大学の多くは入学式を終えたようです。街を歩いていてもそれらしき学生さんがいっぱいいます。初々しいですね。思えば30年以上も前、私も青雲の志を抱いて(ないか)入洛しました。(このパソコンあほですわ。『じゅらく』と入れても、よお変換しいひん)
修学旅行でこの地を訪れ、その魅惑の虜となり大学も京都ばかりを受けました(ウソです。東京も受けました。でも学費が一番安かった立命が第一志望ではありました。確か当時日本の私立大でいちばん安かったんちゃうかなあ。年額12万円くらいやったと記憶していますが、ちゃうかもしれません)。実力以上の大学だったので、受かるはずではなかったのに合格してしまい、以来京都在住です。合格の報告に高校へ行ったら、先生方が驚いていました。
伊丹に11年、釧路に7年、京都は34年にもなります。善きにつけ悪しきにつけ、それぞれにそれぞれの思い出があります。長いだけに京都はどこへ行ってもそれがあります。
「あ、ここはあのときこんなで、あんなことがあったな」
「ここで食事したあの人は今頃どうしているかな」
「ここは昔よく来たな。あのころとあまり変わってないな」等など、さまざまな思いが去来します。昔を懐かしむのは年をとった証拠。過去に浸らず、今を、未来を見つめて生きましょう。