至福のとき

2009年02月02日

看板に灯をともそうと外に出ると、幼児クラス、きらりのおかあさまがいらっしゃいました。よく見るとお父さんも。彼は俺の教え子なんです。
「お、なんや。お父さんもいるの。久しぶりやな」なにやら相談したそうな雰囲気。顔が悩んでました。
「せんせ、どうしよ。N(私学)がええかな、地元のOでええかな。せんせやったらどうする」という親としての悩みでした。30分くらいなんだかんだと相談にのりました。難しい選択です。
ともあれ教えた子が親になり、またゼミに我が子を通わせてくれる。こんなうれしいことはありません。長くやらせていただいてこそできること。ありがたいことです。
ゼミの創始者である鳥居先生にお会いしてきました。以前は上司と部下。若気の(もちろん私の)至りで何かと反発、お互いにおもしろくないこともありました。やりにくい部下を気長に育てていただきました。今思えば感謝しています。
「承認」と「関心」という言葉をいただきました。人は誰しも自分を認めてほしいし、関心を持ってもらいたいんでしょう。それで自分の存在を確認するのでしょう。その気持ちが自分には欠けていたことを実感しました。やはりいろいろな人に会ったり、お話をうかがったりというのは大切なことなんですね。
食事中に舌をかみました。かれこれ3時間がたちますが、まだ出血しています。かむこと自体年でしょう。血が止まらないことも加齢のせいでしょうか、回復力の衰えですね。
目覚めれば止まっていることを願いやすませてもらいましょう。
その日一日を、やるべきをやって眠りの床につくその瞬間は至福のときですね。