小田和正
2008年12月25日
授業途中でいきなり生徒が
「あ、せんせ、本」なんのこっちゃと思いきや私の100冊読書が完了したかの質問でした。
「ごめん。ここのところ忙しくて、なかなか読めへんねん。今100冊目進行中。3,4冊並行読みしてるし勢いづいたらとんとんいくかもね」気にしてくれている、関心を持ってくれている生徒がいることがとっても幸せでした。うれしかったです。授業中にちょっとはさんだ俺の与太話。聞きようによったら自慢話にしか聞こえないそれをも素直に受け止めてくれている素直さがありがたかったです。
「今年の二つ達成したら来年どうすんの?」考えてなかったな。同じ目標じゃおもしろみはないし。といってこれ以上、数や距離にこだわり、ふやすのはしんどいし・・・・・・まあやり遂げてから考えますか。そうまだ今のところ読書は未達です。
「そや。本書き」
「そら無理や、俺にそんな力はない」
「毎日ブログ書いてるし、できるやん」
「いや、そんな甘いもんちゃう。第一売れへん」
「ブログを本にしたらええやん」と話が授業そっちのけでふくらみます。そう文章を書いて生きていけたらいいでしょうね、夢のような話ですが。
今日も原谷の中3生にケーキを。その他の学年は不二屋の『カントリーマーム』で勘弁してもらいました。
今テレビで小田和正さんの名曲ライブ『クリスマスの約束2008』をやってます。実はたいへん好きな歌手でCDも何枚か持っています。今日も運転中聞いていて『Re』の歌詞に酔っていました。
♫僕の言葉が誰かのことを少しでも幸せにするんだろうか 並木が音を立てて揺れた 迷いはずっと続いていくんだろうか きっとまた僕はつまらない出来事に流されていくんだろう でも生きていくことは思っていたよりもずっとステキなことかもしれない 春はそこまできみの好きな街にも今 春はそこまで また今南から春の風が吹いた だれも気づかないようなほんの小さなことでこの胸はいっぱいになって そのときぼくにはそんなささいなことがほんとうの幸せに思えたんだ♪ あのすてきな高音で歌われる楽曲はすばらしいです。詩も心を打ちます。いいですね。すばらしい詩がかけて、それを人を感動させられる曲にして、歌えるというのは。うらやましいです。そうそして「生きていくことは思っていたよりもずっとステキなことかもしれない」んでしょう。
歌の合間に入る彼のお散歩を収めたVTRに彼のお人柄がしのばれます。ものすごくおもしろい人です。言うたらあかんやろと思うセリフも平気で口にしますが、悪意がないので許されます。来年は彼の公開演奏会(コンサート)に行くことを目標の一つにしましょうか。
いい年をした(失礼)おばさんが、彼に向って必死で手を振っています。おじさん(俺)も涙ぐんでいたりします。人にほんのちょっとでも感動を与えられる人生が送れたらいいな。俺には荷が重すぎますが。