うれしきこと二つ
2008年12月17日
事務室のドアのところに人の気配。
「面談の I さんだな」と思い見ると、生徒と若い女性とが立っています。一瞬目を疑いましたが、元教え子であり、今の生徒のお姉さんです。
「おお Y さん。久しぶり。何年ぶりだろう」
「いや、母が体調が悪いもので」
「じゃあ今日は保護者代わりだ」等と会話を交わしつつ面談しました。
彼女は長女。学園の特進特待から関西の有名私大へ進みました。長男は今、堀川探究科で京大を受験予定。そして二男が中3生で来てくれています。
二男の話もしつつ昔話や当時の友人の話にも花が咲きました。すっかり美しい女性になった教え子とひさびさに再会できてうれしかったです。
「長くやっててよかったなあ」と思える瞬間です。
もう一つうれしいことが。いつもことあるごとにお花をくださる S さんが見事なシンビジウムをくださいました。花好きな私もいまだかつて見たことがないような大きなそれ。鉢を入れるとその高さ1mくらいありましょうか。それはそれはりっぱな逸品です。いっしょに写ってくれた J くんの顔と比べていただければその大きさがわかっていただけるかと思います。
花はいいですね。見ているだけで心なごみます。せっかくいただいたので、来年も、その次も花がついてくれるよう大切に育てましょう。今までで最長3年間花を咲かせたことはありますが、私の技量ではなかなか難しいことではあります。挑みましょう。
非正規雇用の解雇、アメリカのゼロ金利、ホンダの F1 、スバルの WRC 撤退・・・・・・などなど、目にすると暗くなるばかりの記事や報道が相次ぎますが、せめて気持ちだけでも前向きに持たなければいけません。