金木犀
2008年10月07日
涼しくなりました。ゼミのオーシャンブルーはまだきれいに咲いています。日差しが弱まった分かえって元気に一日中その眼のさめるような「青」を誇っています。今しばらくはその姿を見られますので、通りがかりにでもぜひ愛でてやってください。私の写真だとその美しさが十分表現できないのが残念です。
みなさんは何に秋を感じますか。味覚、視覚それとも聴覚か嗅覚かな。金木犀がその強烈な香りで秋を告げていますね。これでもかというほどの芳香を放っています。昔は安もんのトイレの芳香剤によくあったような気がします、その香りが。一つ一つは小さな花。そのどこにあの強烈な個性を秘めているんでしょうか。
雨の翌日、地面に散り敷いた金木犀のオレンジカーペットがきれいですよね。意外とその命は短く、いつの間にかその香りが鼻腔の中に残るのみとなります。
俗世とは違うところで、自然の営みはそのときを刻みます。おやすみなさい。