さて俺の人生、いかなるものになるのかね

2008年09月25日

野田知佑さんの『カヌー犬・ガクの生涯 ともにさすらいてあり』を読みました。2回目です。10数年前に一度読みました。今彼は70歳くらいでしょうか。教師や出版社勤務(順番逆かな)を経て、カヌーイスト、エッセイストになった方です。四万十やユーコンなど日本中、世界中の川を下った人です。草分けじゃあないんでしょうか、日本のカヌーイストの。9年間の結婚生活に終止符を打って以来、完全な自由人として人生を送っています。(たぶんです。俺がそう思うだけかもしれません。その後もいろいろとしがらみに縛られているのかもしれません)彼のように特技があって、どこにいてもその生活の糧を得られる人は羨ましいですね。こう書くと、俺が日々あくせくやっていることを嫌っているように思われるかもしれませんが、けっしてそういう訳ではありません。ただ、いつかはそういう生活を北海道で送りたいなあ、という思いはいつもありますよ。
彼の著書にも登場しますが、俗世との関係を絶って、アラスカの奥地で過ごす「マウンテンマン」なる存在があるそうです。ほぼ自給自足、人恋しくなると野田さんのようなカヌーで旅する人をつかまえて、その無聊を慰めます・・・。そういう行動に出るということは完全には捨てきれていないのでしょうね、人の世を(たぶん)。川に出ればサケ、マスが釣れるし、季節によれば、野の草、木の実がビタミンを補給してくれます。
『ウッシーとの日々』の著者、はた万次郎さんにも「マウンテンマン」に相通ずるものがあるのでしょうか。彼も漫画家。北の地、釧路や札幌に育ち、東京で働き、今は道北、下川町に住んでいます(たぶんそうです。なにしろ情報が古いですから。「今日はあんた"たぶん"ばっかりやね」)。彼もできるだけ人との接触を避けようとかの地に移り住みました。どなたもご存じない漫画家。はたして今もお元気にされているのでしょうか・・・・・・心配です(あなたに心配される筋合いはないと彼は言いますよ)。一時はビジネスジャンプなどに連載を持たれ、けっこう売れていらっしゃったようですし、蓄えもあるのかもしれませんし、下川という土地に住まわれていることもあって、日々の糧に困ることはないのかもしれません。なにしろそこらの川に行けば、うまいまずいは別にして、魚はいっぱい釣れますから、動物性タンパク質には不自由しませんし、野菜はご近所の方が分けてくれるでしょう。だからたぶん(また「たぶん」やね)大丈夫でしょう。機会があれば当地まで行って確認してきますね。彼は人嫌いでしょうから、会うという軽挙は避けますが。
何が語りたいか、伝えたいかがわからなくなってきました(いつものことやし、きにせんでもええで「ありがとう(--〆)」)。やすみます。日々の忙しさに、かまけ、流され、まぎれて生きるも人生。日々の煩わしさから完全に離れて生きることを求めるのも人生。さて俺の今後の人生はどう生きるのでしょうか。。。。・・・・・。。。。