ロボットよかった

2008年09月22日

ロボットクリエイターの高橋智隆先生のお話を聞いてきました。どんな方かと言いますと、ロボカップ世界大会2004年から2007年まで連続優勝。テレビにもいくつか出演。最近ではパナソニックの電池エボルタ(ちっちゃいロボットがグランドキャニオンを上るそれです)のコマーシャルにも彼のロボットが登場しています。けっして饒舌ではありませんが、その語り口には彼の思いの深さを感じます。そしてなにより彼は「男前」でした。外見もかなりの美形ですが、内面からその知性がにじみ出ていましたね。
ロボットの「クロイノ」と「FT]をも持参くださり、実際に動く姿も見せていただきました。特に後者はモデルさんにもその動きについて教えを請うたらしく、品を作る動作には色気さえ感じました。ロボットに性があるなら、まさしく「女性」でした。


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彼は子どものころからモノづくりが好きだったそうです。レゴを駆使して立体を造形していたそうです。はやりの超合金などのロボットは買ってもらえなかったそうです。私もレゴはお金持ちの友達が持っていてその子のお家にいったときにとってもうらやましく思いつつ遊ばせてもらったような思い出が残ります。そのせいか自分の子どもには買ってやったかなあ・・・・・・
生徒たちやこの世の子どもたちに今日の話を聞かせてやりたかったなあと思いました。高橋先生は自分がやりたいと思ったことを仕事にして生きています。レゴに原点があるのかどうかはわかりませんが、自分が接してきたもののなかで、自分がやりたいことを見つけ、それを生業(なりわい)にしていらっしゃいます。どこかでその出逢いがなければ今の人生はなかったかもしれません。(まあ彼くらいの才ある方ですから、何をしても、どこにいてもその実力を発揮されていることとは思いますが)俺たち塾講師や、親、大人の役目は子どもたちに数多くある人生の選択肢を見せてやることなのかなあと思いました。それが書であり、絵であり、茶碗であっても、または音楽であっても(あ、これは見るんじゃなくて聞くですが)いいんではないでしょうか。そう大人としての「生きざま」でも然りでしょう。(あなたの生きざまは見せないほうがいいよ「ですね」)
まだまだ語り尽くせないこともありますが、今日はやすませてもらいますね。すみません。