徒に年を重ねて半世紀

2008年08月01日

8月ですね。連日の猛暑の中、夏期講習もほぼ半分を終えました。生徒たちが一生懸命やるので時間がたつのが早いです。かなりつまった、厳しい毎日ですが、がんばってみんなやっています。(私も目いっぱいやらせてもらっています)さすがにちょっと疲れ気味ですね。かえってその方が気分が高揚して、妙にのりのり授業になることもあります。
今日は9コマ朝から晩までようやりました。こういうしんどいときほど、つまらないことに喜びが見出せます。ほんのちょっとしたことがうまくいくと何とも言えずうれしくなります。車を止める時に切り返しなしで一発でせま~い駐車位置に入ったときは何ともうれしいです。(今日がそうでした)
なんか今日は気持ちが今一つですね。ブログを書き始めると、けっこうすいすいとキーボードの上を指が走るのですが、今日は筆が進みません(筆て、筆は持ってへんやろ「人の言葉尻ばっかりとらえてるとええ人生送られへんで。「すんまへん・・・あれ、なんかいつもと立場逆やね」)まあこんな日もあってしかるべし。そうそうことがうまく運ぶ日ばかりはありません。うまくいかないことの方が多いのが現実でしょう。だからといって投げやりになったり、野放図に生きたりは避けなければいけません、大人であればね。(なんか今日あんた暗いね「いや、もともとねくらです」そうか、やっぱりな。「わかりますか」いや、わからん。)
(お、なんか調子でてきたんちゃうん)
今日はカマキリにばったり。花に水をやっていると何かが動く気配。ずいぶん前に写真に収めたちびっこいのが、大きくなったのかなとふと思いました。
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カマキリといえば思い出すのは工藤直子さんの『のはらうた』に収められたかまきりりゅうじの「おれはかまきり」です。確か「お なつだぜ  おれはげんきだぜ  あまりちかよるな  おれのこころもかまも  どこどきするほど  ひかってるぜ・・・・・・」実は私の昔のあだなは“かまきり”。それ以来カマキリには敏感になっていました。(なぜカマキリかはまたの機会に)
『のはらうた』はいいですよ。ⅠからⅣまででていたような気がしますというか、持っていましたが引っ越しか何かのどさくさで今手元にないんです。書店(古書店)で見つけたらまた買おうと思っています。全編ほっこり、おだやか、のどかなメルヘン調な詩がすてきですよ。ぜひ一度お読みください。
以前PTAの会長のとき、無理やり動員されて行った先にいらっしゃったのが工藤女史。すばらしい講演を拝聴しました。彼女の自作の詩の朗読には涙がでるほど(いや出ました。昔から必要以上に涙もろいんです)感動しました。半世紀以上生きた中でピカ一のそれでした。そう半世紀、50年以上徒に生きてきたんですね。う~む・・・・・・む、む、む、む。