おくのほそ道2

2008年04月30日

朝起きて空腹を感じました。最近ではあまりないことです。大盛り2膳と茶碗に半分をたいらげ、いざ出発。今日も快晴、空気がうまい。
仙台城から松島へ向かいます。途中、
「しまった。この配置なら立石寺へも行けたな」と気づいたときにはすでに遅し。致し方なし。すべて回るのは欲張りというものです。またの機会(あんのかなあ、「また」が)に譲りましょう。
仙台は以前仕事で訪れました。落ち着いた、しっとり感のある印象の町でした。今回は青葉城を訪れるのが目的。わき目もふらず目指します。したがって町並みは、その雰囲気は感じるいとまもないです。そう、それで一目散に訪ねたそこは
「う~む、む、む、む」でした。往時のそれを感じる遺構があったのか、なかったのか。少なくとも私にはそれが感じられませんでした。残念!!!!
とりあえず有名な伊達政宗公の銅像は写真に収めました。ご覧あれ。
P1000367.JPG
気を取り直して松島へ。かの芭蕉翁が
「松島の月まず心にかかりて」と記した地です。(ちょっと楽しみです)
当地では船に乗り海から松島を臨みました。しかし彼は小舟にでも乗って海から松島を眺めたのかなという疑問がわきました。そうでなくては、あの
「ことふりにたれど、松島は扶桑第一の好風にして、凡洞庭・西湖を恥ず。」というセリフは生まれるはずはなかったと思うのですが。(まあ、いいか)その風景は確かに奇観でしたが、それよりもなによりも、カモメの餌(というか、カッパえびせんの小さい袋がカモメのえさとして売られていました、船上で)付けがすごかったです。やつらはえさがもらえると思っていっぱい、たくさん寄ってきます。島を写真に収めようとしてもじゃまですねん。
P1000369.JPG
この子は完全にカメラ目線ですよね。
今日はこのあと、平泉の中尊寺金色堂などをたずね、盛岡まで到達しました。ざっと走行距離にして250㌔くらいですか。昨日と比べると軽いもんですが、よく走りました。まだまだありますが、さすがに疲れたので今日は休ませてください。またあす書きますね。