また腰痛

2007年09月17日

筋トレを再開して、その翌日いつものように走って帰ったら、なんか腰に違和感。「いやな感じやなあ」と思っていたら腰痛がまたやってきました。情けないですね。なんか自分の身体じゃないような感覚です。
順調に㌔数も伸ばしてきていたし、休むのがもったいなくて走ったのがよくなかった。おかげで今日は一歩も家から出ず。横になって本三昧でした。
重松清、江国香織、森絵都、池永陽。この三日間で四冊。いずれもなかなかの秀作でした。特に池永陽さんの『コンビニ・ララバイ』は・・・。初めて読む作家ですが、久々に本の方から私に語りかけてきました。「私を買って」と。その感覚はまちがっていなかったです。
不特定多数の人の出入りするコンビニ。店長、パートさん、訪れる客。その一人一人が誰にもうかがい知れない人生を抱えています。家族とは、愛とは、生きるとは・・・人は何のために生きるのでしょうね。あはははは。。。似合わない話になってきました。
森絵都さんの『永遠の出口』もよかったです。以前に江國さんと森さんの作品に?マークをつけたので、せめてあと一冊は読まねばと思って繙きました。一気に読めました。すばらしいことですよね、自分の綴った文章が人を感動させることができるんですから。うらやましい限りです。
小説の中で他人の様々な人生に接し、自分の過ごしてきた人生、これから過ごしていくであろう日々を思うといろいろ考えさせられます。まあ、考えているだけでは何も解決はされませんので、ひとつひとつ片づけていきましょう。
今日は世界柔道、無差別級に出場した棟田選手の淡々とした、秘めた闘志に心動かされました。金メダルおめでとうございます。